阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報

阿佐ヶ谷の原風景を守るまちづくり協議会が運営しています。当会の活動のほか、阿佐ヶ谷の問題についての個人・団体の発信、区の動向をまとめています

2024.1.13ワークショップ[制作・プレゼン]まとめ


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阿佐ヶ谷の原風景を守るまちづくり協議会・2024.1.13「みんなでプレゼン! いっしょに描こう杉一小の未来」ワークショップの後半、参加者が3班に分かれ、A街区・C街区に「なにをつくるか」を白地図の上に制作したワークショップのレポートまとめです(遅くなりました)。

WALK、STUDY-1,2とあわせた4pのまとめリーフレットを制作しました。制作ページとあわせて、各グループのプレゼン要旨と「ふせん」に書いたことの文字起こしを掲載します。

 

プレゼン1:

[阿佐ヶ谷文士村にちなんで文学館をつくろう!]

C街区は、弁天社の木を補完し、池も埋めてしまったので新たに人工池を作る。池があれば水鳥も来るかもしれないし、木があれば鳥も来る。

阿佐ヶ谷なんでぜひ文学館を。弁天社のところに文士たちが集まった中華料理店・ピノキオがあった。阿佐ヶ谷図書館・郷土資料館の資料を持ってきて「阿佐ヶ谷文学館」を。

C街区は芝生を植えて緑の地域にして、場合によっては避難場所や、小学校の運動場の補足とする。

A街区は小学校を今の場所でできるだけ吸収して、運動場もここに確保する。南側に高いと校庭が日影というが、島田さんの説明では北側に高い物が建てられないので、こうしてみた。

A街区の小学校の周りも木があったほうが、避難所になった時に火除けになり、周りが火事になっても小学校が守られる。(発表より要旨)

 

ふせん

・(C街区)弁天池を復活 森をつなげる

・(C街区)「ピノキオ」跡地←文士の集った中華料理店 郷土資料館の文士村展示など

 

 

プレゼン2:

[C街区は緑と水と防災拠点にしよう!]

C街区は緑を新たにつくる。低地だったところだから池を作りたい。失われた緑を取り戻したい。防火帯になったり防災にも役立つ。ただ、だだっ広くて人が集えるような場に。

安全だっていうなら区役所もってこいよ、という意見も。

C街区の建物は、低い土地でそこで何かあったら困るから逃げ場が必要。すべり台。

阿佐ヶ谷は子連れでゆっくりできる場所がないので、お弁当食べたり子どもが走り回ったり犬の散歩だったり。

A街区は島田さんの案でコの字型の建物に。換地も問題があり、もし3割以上あるんだったらぜんぜんちがう話になる。学校のほかに、音楽ホールとか、公共のものだとしても文化施設を入れてほしい

100年近く残るものだから、未来のこどもに最高のプレゼントに。今は決定プロセスが今年と来年しか見ない不動産屋になってる。未来を見るための子どもと子育て、教育、社会のソフトを見通してからハードに落とす。未来はどうなるのか、住民と区の担当が知見をためてアイディアを出していく、オーソドックスな開発のプロセスに戻る。

 

ふせん

・今を見る不動産取引視点ではなく、未来の子ども、教育、くらしを描いて、それからハードを考える。(ハードが先行しすぎ)

・小学校(教育)の未来はどうあればよいかを基本(?)に、ゼロベースからの開発プロセス(区+住民参加)を組み立て直すべき。

・住民投票ではかることはできないか?

・おかしいことに気づいたら、立ち止まり、熟議する勇気を!!

・A街区には小学校を! あとは音楽ホールなど、公共の文化施設を!

・学校の移転が法的に決定していないなら、再度の話し合いは長期的時間をとるべき。浸水の危険のある土地、大地震がおきた場合のことも再調査すべき。

・(C街区)水はけの悪い校庭は、子どもたちにとって最悪です。いくら広くても、運動も遊びもできない校庭は、悪い環境です。子どものころ、桃園川は大雨のたびにあふれていたので、C街区はとてもいいイメージがうかびません。病院が移転したいという土地に学校を建設するのは基本的にまちがっています。

・(C街区) こどもの未来の笑顔をプランの軸に うなぎの養殖場はいかがでしょうか!

・(C街区) 公園 防災にも役立つ 緑をとり戻したい

・(C街区) 安全だって言うんなら、区役所

・(C街区) 阿佐谷は、子連れでゆっくりできる場所がないので、広場にして、お昼を食べたり、子どもが走り回ったり、犬の散歩ができたり、ウォーキングができたりする場所になるといいな。

・C街区は、森にして防災帯に

・C地区域の土地の状況が何もわからない時点で、学校の移転を決めるとしたら、あまりに乱暴、無責任極まりない。

・軟弱地盤 能登地震でも液状化

(C街区)そんなところに学校は無責任

だから、木を植えて防災拠点に 火災に対しても防災林

 

 

プレゼン3:

[A街区は杉一小中心に建て替えよう!]

換地自体がおかしなもの、A街区・C街区を元の姿に戻せ、なぜできないのか、というところから。

仮に、現計画(換地)の大枠に合わせて考えると。A街区は教育を中心に、C街区は緑を中心に。

A街区の校舎は島田さんの案をベースに、7000㎡の区の所有分なら小学校を入れてうまく活用できる。地下に体育館やプールを埋めれば、その分高さを取らないで、容積を充分に使えるのでは。

南側建物で校庭が日影というが、現役保護者としては、日影はそんなにネガティブではない。暑いときは日影を求めて移動しながら体育をしているような状態。40mより高くて地下も2フロア使えば、容積が取れる。プールも、最近は陽当たりが強すぎて屋外はほとんど使えない。体育館・プールを公共と共用にすれば、1/3だけを小学校と見なすことができるのではないか。

 

ふせん

・杉並の未来は教育と緑にあり

AとCの交換必要なし 杉一小はそのまま、Cは緑の公園に

・未来は子供にかかっている。子どもに一番良い環境は、現地建て替え。

・卒業生で有名な方にたのむ(たきつける)

・一般区民知らなかった 戻して!

・河北HPが移転したことはしょうがない

・交換の必要はない

・A街区は教育 C街区は緑

・A街区のプランは、まだ全く白紙(地権者)

・(A街区)校庭は狭くても、子どもたちはちゃんと遊べる

・(A街区)容積率緩和で26500㎡になった。区所有7000㎡小学校として十分

・(A街区)校庭の日陰はそんなに問題ない (保護者の意見)

・(A街区)地下2F分のフロアを使えば… 容積をとれる

・(A街区)体育館とプールは地下に 公共にして、区は1/3に

・(A街区)地下に体育館やプールを共有にすれば、杉一小広いよ~

 

 

まとめリーフレットの表紙に掲載した各コンテンツはこちら。

 

現場WALk動画

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アンケート前

https://asakitas1.hatenadiary.jp/entry/2024/03/03/002605

アンケート後
 
STUDY-1島田 昭仁さん「土地区画整理事業の基礎」
 
STUDY-1加藤 俊也さん「換地の公平性について」