阿佐ヶ谷駅北口・杉一小改築問題情報

阿佐ヶ谷の原風景を守るまちづくり協議会が運営しています。当会の活動のほか、阿佐ヶ谷の問題についての個人・団体の発信、区の動向をまとめています

杉一小改築検討懇談会(2024年4月19日)を傍聴してきました!

 今回は第一回ということで、委員の自己紹介や杉一小の紹介が中心でした。

*PTAと学童クラブ保護者の委員は、新学期に選出することになっており、今回はPTA会長さんだけが出席でした。

 杉並第一小学校改築検討懇談会の資料はこちら(委員名簿やスケジュールが公開されています)。

 以下の発言はあくまでメモによる主観的なものです。発言どおりではありません。

 学校運営協議会の方々は、学校教育の立場から懸念事項について質問、意見をしっかり言っていた。「改築検討懇談会であって、移転、と書いてないから参加しました」という委員も。

 大切だと思ったのは、杉一小の特長について「杉一はまちのにぎわいの中で子どもが成長しているのが伝統」という指摘でした。
 「にぎやかな学校活動は静かな住宅地と調和できるのか?騒音問題など解決していないのに、移転ありきで進めていいのか?」とも。

 委員「移転すれば広くなるというが、土地が不整形なので数字上だけのことでは?」
→区「これからも協力してもらえるようがんばる」(買収を働きかけるという意味?)
 委員「病院跡地の汚染が心配だ」→区「協定で病院が対策することになっているので区は対策しない」
 さらに「移転先は軟弱地盤が一番心配」「震災救援所はどうなるのか」などの意見も出ました。

 ひどいと思ったのは、学校の事情をよく知らない外部の有識者や他地区の町会長が、学校関係者の意見をはっきりと批判したことです。
 これまでの杉一他の学校改築検討懇談会で、意見が対立することがあっても、このような配慮のない発言はありませんでした。ひどいです。

 有識者「今日は広く意見を聞く会という趣旨だから黙って聞いていたが、正直自分としては反論したいことが多々あった」(多分汚染のこととか、防音のこととか?)
 町会長「批判ばかりの意見で不愉快だ。問題があるなら対策を出すべき」

 杉一小のことをよく知らない人が、一番学校を知っている人をよくこんなふうに批判できるなあ。区役所から「反対派がいるからおさえて」と依頼されているんだろうか、と思ってしまいました。

 次回は5月に他校の建築を見学にいく。会議としては6月までありません。